お墓・霊園

後悔しない、家族も納得の「納骨堂」の選び方

新たな形として注目を集める「納骨堂」
その後悔しない選び方をお聞きしました。

中央納骨堂 上村加代子さん、浜本典子さん



納骨堂

●なぜ納骨堂が選ばれているのでしょうか。

 当納骨堂ができて4年ほどになりますが、見学に来られた方は70代前後のご夫婦が大半です。年を重ねてお墓参りがつらくなったと感じ、「楽にお参りできる場所に移したい」「残される家族に迷惑をかけたくない」「継承者がいないので無縁仏になるのではないか」というお気持ちを持って相談に来られます。ご契約くださると、行き先が決まったことやご先祖さまをお守りできたことへの安心感で、とても晴れやかなお顔をされます。実際に、当納骨堂はまだ納骨されていない方が多いのです。
 すでに納骨され、毎週、歩いてお参りに来られる方も「お父さんも喜んでくれていると思います」と笑顔で話してくださいます。
 車の場合でも、一階ピロティが駐車場となっていて、直接エレベーターで納骨堂に上がれますので雨に濡れることもありません。冷暖房完備ですので気候を問いません。お掃除も納骨堂で行いっています。


相談室


応接室


ご年配の方や障がいを持たれている方でも使いやすい広いトイレ

●選ぶ際のポイントを教えてください

 あるご利用者の方から「家族と随分話し合いましたが、街中にありお参りしやすいという点で納得してくれました」とのお話をいただきました。納骨堂をご検討いただく際には、ご家族やご親族にもご理解いただくために、納骨堂に入るのは誰なのか、お参りする方は誰なのかについてしっかりご確認いただくことが大切かと思います。
 お参りされる方がご高齢だったり遠方だったりすると交通の便の良さが優先事項になります。また、車椅子でも大丈夫かどうか、ドアや通路、エレベーターの幅もしっかりと確かめてください。
 手すりなどが備えられている広いトイレの有無で、納骨堂の姿勢を見ることができます。そして親族の皆さまが納得される施設の雰囲気、管理体制も選ぶ際の重要なポイントです。

●宗門宗派によって利用が制限されるのでしょうか

 宗門宗派を問わないところが多いようですが、事前に確認されると良いでしょう。
 当納骨堂では、浄土真宗の方が多いのですが、どなた様でもご利用いただけるようにしています。というのも、浄土真宗では「誰一人取り残さない」という考え方のもと、2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs」=国際目標の考え方にも賛同しながら「ジェンダー平等を実現しよう」「人や国の不平等をなくそう」「平和と公正をすべての人に」の実現に努力しています。私どももその考えに沿って、多くの方にご利用していただければと思っています。

●納骨堂を利用するには、どのくらいかかるのでしょうか

 お墓に比べて、費用面はかなりメリットがあります。当納骨堂では、納骨檀(1家)の永代使用料は115万円で、契約された順に好きな場所を選んでいただいています。管理費として年会費5000円をいただいております。
 もし不慮のことで管理費のお支払いが止まった場合、5年を経て返答がなければ納骨堂の権利はなくなりますが、遺骨は合同墓に移動させますのでご安心ください。ご契約はその日のうちに終わらせることができる簡単なものです。

 また、お一人様用の合同納骨壇もあり、こちらは永代使用料15万です。お子さんが他県に暮らしているという方にもお参りしてもらえるよう、スマートフォンでアプリをダウンロードすることにより亡くなった方のお顔、法名を入力して仏壇を呼び出し、ご自宅でお参りできるようにしています。

 納骨堂に入られる方、お参りされる方を想像し、その方々に優しいかどうかを細かく見ていくことが、後悔しない納骨堂選びのコツです。仏様と会う機会を増やされ、人生をより豊かなものにされることを願います。